インドの鉄道コンテナ|物流サービス|鴻池運輸-凯发官网首页
インドでの鉄道コンテナ輸送に、日系物流企業として初の本格参入
日本の約9倍にも及ぶ広大な国土面積を持ち、かつ複雑な商慣習や物流・商流によって、輸送ルートやスケジュール管理、料金体系の把握が困難なインド。そこで、当社は現地の鉄道コンテナ輸送事業にターゲットを絞り、日系物流企業として初めて本格参入。現地企業とパートナーシップを結び、北インド内陸向けの鉄道コンテナ輸送を展開しています。
国際物流総合展 2021(2021/03/09~12)にてサービスをご紹介しています!
【ニュースリリース】「国際物流総合展 2021」に出展
サービスポイント
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point1
ナバシェバ・ピパバブ・ムンドラの西インド主要3港から、北インド・デリー周辺までの区間で鉄道コンテナ輸送を実施。一度に90teu(※)の大量輸送を実現することによる輸送コスト削減。
※1teu=20フィートコンテナ1個分。 -
point2
鉄道輸送の要所を押さえた現地パートナー企業との連携によって、輸送サービスの可視化を可能に。
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point3
物流工程をトレースすることも可能。トラック輸送と比較して、納期遅れや貨物へのダメージ、盗難などの懸念を払拭し、サービス品質を向上。
サービス概要
インドにおける鉄道コンテナ輸送
ナバシェバ港・ピパバブ港・ムンドラ港の西インド主要3港から、多くの生産拠点が位置する北インド・デリー周辺までを結ぶ区間で鉄道コンテナ輸送を実施しています。各港からデリー周辺までは平均して約1,300kmの長距離。ルーティンかつ大量の輸送が必要な貨物の場合、鉄道コンテナ輸送はトレーラー輸送よりも格段に大きなメリットを発揮します。
サービスの可視化に尽力
インドの物流において重要な位置を占める「icd(※1)」の運営企業とパートナーシップを締結。合弁会社として鉄道コンテナ輸送会社(cto※2)を設立しました。これら鉄道輸送の要所を押さえることで、サービス内容を可視化。スケジュールや料金体系はもちろん、作業内容そのものを把握することが可能になりました。複雑で把握が困難とされていたインドにおける物流ルール・料金体系を明瞭にしつつ、納期遅れや貨物の損傷、盗難といったトラブル防止に尽力しています。
- ※1icd(inland container depot)=インド政府から認定を受けた特別施設であり、鉄道輸送を利用した海上コンテナ貨物は必ずicdを通過しなければならない。貨物の受け渡しはもちろん、輸出入通関やコンテナの保管、貨物の積み込み・取り出しなどさまざまな作業をここで行う。
- ※2cto(container train operator)=主要港や内陸部に点在する各icdに、鉄道を利用して貨物の輸送を行う業者。2006年に民間に開放された比較的新しい事業で、icdを運営する会社がctoも開業しているケースが多い。